本調査研究では、高速材料試験法の代表的な試験法である、ホプキンソン棒法、ワンバー法及び検力ブロック法(検力台法とも呼ばれている)の3つの試験法に絞り込み、これら3つの試験法による、同一材料に対する高速引張試験を実施し、これら3つの試験法の試験精度、特徴、汎用性などを具体的に明確にした。 これにより、高速変形域を含む広いひずみ速度域にわたる材料特性評価法が確立され、試験法の標準化、材料特性のデータベースの整備に向けての基礎資料を求めて、今後の調査研究の一層の発展を図るとともに、“ものづくり”の基礎を成すひずみ速度域を、高ひずみ速度側へ格段に広げて、“ものづくり”の競争社会を勝ち抜くための材料の動特性のデータベースを整備する方法を確立し、社会の発展に寄与することを目的とした。