大阪科学技術館


株式会社 東芝

ホームページへ

水素を使った新しいエネルギー社会

水素で電気を作る時代が始まっています。太陽光などの自然エネルギーを使うことによって、水から水素を取り出すことができます。また、水素はタンクにいれて長い時間ためておくことができるのです。ためた水素は、酸素と化学反応させることで電気とお湯を作ることができます。東芝ブースのモニター画面のゲームで、水素の仕組みを遊びながら体験しましょう。


展示紹介ビデオ


チャレンジ・ヒストリー

開発風景

モデル作成画面

シミュレーター画面

低価格・高機能ゲーム機仕様のシュミレータ開発

防衛庁関係のフライトシミュレータや自動車メーカ研究所向けに、高額な高性能画像発生器を使い大規模シミュレータを構築してきた会社が、民生品を使い、どこまで顧客満足度を得られるかを模索した結果 が当ETCシミュレータです。 平成11年、それまで主体であった高性能マシーンから安価でリアルタイムに画像が生成できるマシーンの研究を始め、東芝がエンジンを共同開発し、且つ供給をしているゲーム機を使用する事を決定しました。それから1年、ゲーム機メーカとのライセンス契約及び、特殊な言語やミドルウエアの習得を行いながら、各種データベースを作成し、電車や自動車の走行を可能とするまでとなりました。しかしながら、ただ電車や自動車を動かすだけでは、一般 の人々には受け入れられないことは明白であり、コンテンツ探しに苦悩は続きました。
以前、東芝科学館を見学した東芝営業マンから、東芝製品紹介の意図に基づき、パソコンにて製作したETCシミュレータを大阪科学技術館へ展示する製品として使い得ないかとの問い合わせがありました。 当時まだリアル画像生成が貧弱であったコンピュータの替わりに、当マシーンを駆使しようと考えた我々は、このシミュレータを運転する来館者が、楽しく且つETCは便利なんだと思わせるシナリオから再構築し、平成13年6月28日の展示発表会に向け日夜努力を続け、無事来館者が満足できる製品を送り出す事が出来ました。 この技術の習得が、その後、各種シミュレータを安価で且つ顧客満足度が高いものとして販売する礎となりました。