大阪科学技術館


宇部興産 株式会社

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空気を分離する

私たち人間は生きるために空気の中の酸素が必要です。その空気中の酸素と窒素を分離して利用するポリイミド中空糸膜を紹介しています。ポリイミド樹脂はUBEが世界に誇るマテリアルで、ここでは200〜500マイクロメートルの太さで、ストロー状の糸にしたガスを分離する膜の働きを体験してください。


展示紹介ビデオ


チャレンジ・ヒストリー

ハンダ付け装置用窒素ガスの分離膜用途例

タイヤ充填用窒素ガスの分離膜用途例

石油精製工場用水素ガスの
分離膜ユニット設置例

ポリイミド中空糸ガス分離膜

UBEグループは、ナイロン樹脂やセメント、機械といった長い歴史を持つ製品から、人工衛星用熱制御フィルム・リチウムイオン電池材料などの先端材料まで、独自技術を活かし社会インフラ・市民生活関連・自動車・環境エネルギー・情報電子・医薬・航空宇宙といった国内外の幅広い市場に、存在感のある多様な材料や製品を提供しています。
UBEの化学事業の原点は1933年にそれまで不可能といわれた創業の地山口県宇部の石炭から肥料の硫安を作り出した技術開発です。絶え間ない技術革新を積み重ねながら、「化学のUBE」を築きあげ、多彩な複合経営を推進する中で、化学事業は最も大きな柱の一つとなっています。現在では世界のビッグ3に数えられるカプロラクタムをはじめとして、ナイロン樹脂、医薬・農薬、精密化学品、高純度化学品などを生産し、近年では化学テクノロジーを電子材料、分離膜、セラミックスなどに展開し、高品質の製品を作り出しています。
中でもUBE独自の超耐熱性ポリイミド樹脂フィルムは電子産業用基材や航空宇宙用熱制御に使われています。また、ポリイミド樹脂を用いた中空糸分離膜は、水素分離、窒素・酸素分離、圧縮空気除湿、有機溶剤脱水などに使われています。
UBEが開発したポリイミド中空糸ガス分離膜には、空気中の窒素より酸素を透過しやすい性質を利用した「UBE N2セパレータ」、石油精製工場などで使われる「UBE水素分離膜」、メンテナンスフリーのエアードライヤー「UBEメンブレンドライヤー」、水蒸気とアルコールなどの有機蒸気の透過速度差を利用した「UBE有機溶剤脱水分離膜」があり、世界から注目されています。