〜大阪科学技術館 映画コース〜
作品案内(アニメーション)

 

 

「鬼の子とゆきうさぎ」(22分)        1995年 共和教育映画社

 

鬼の子は夜明けの風の中を走る。たいせつなものをとどけるために!

中学1年生が書いた、鬼の子と人間の子供のあたたかい友情物語。

                 <シカゴ国際児童映画祭第2位、教育映画祭優秀作品賞> 

 

 

「こぎつねの消防隊」(17分)         1997年 共和教育映画社

 

峠に住む3匹のこぎつね。たばこのポイ捨てが原因で、住みかが

山火事になり、火を消し止めたお父さんぎつねはケガをしてしまう。

人間に化け、薬を買いに行った3匹は、薬屋のおじさんに火の怖さを教わり、

消防隊になる決意をする!

消防隊になった3匹の活躍を描いたお話。

 

 

「よっちゃんの不思議なクレヨン」(22分)   1996年 共和教育映画社

 

やさしい心、みんなの為に奉仕する心、“ごめんね”という反省の心

“自分だけ”という欲張りな心、“ありがとう”という感謝の心。

不思議なクレヨンがいろいろな心を教えてくれる、

やさしいよっちゃんと森の動物たちの温かい生命のものがたり。

 

 

「水墨画のアニメーション」           1996年

 

〜第1話〜 ママ!?ママはどこ?おたまじゃくしの大冒険(15分)

〜第2話〜 仔鹿と少女の鈴の音(21分)

〜第3話〜 山の音 琴の詩(20分)

 

CGではなく、一枚一枚手書きされた美しい水墨画に、ジュディ・オングさんの朗読や

情緒あふれる音楽が心に響く、中国でも数少ない水墨画のアニメーション作品。

特に、第2話は、セリフが一言もない世界で表現される、仔鹿と少女の感動の物語。

                                    <文部省選定>

 


作品案内(環境問題)

 

 

「水は自然からのおくり物」(15分)      1998年 学研

 

私たちが、普段、飲んだり使ったりする水は、直接水源から取水し、

水道水のように上下道を通して家庭に届けられている。

生活に無くてはならない“水”が、不足したり汚染されることの大変さを通して、

この“自然からの贈り物”が、いかに大切かを学ぶ。 (小学4年生関連単元)

 

 

「生まれ変わるアルミかん」(13分)      1998年 学研 

 

アルミニウムの原料であるボーキサイトは、輸入されている外国資源であり、

それを元にアルミ缶は造られている。しかし、捨ててしまうとゴミになる

使用後のアルミ缶を回収選別し、再生すれば、またアルミ缶として利用できる。

アルミ缶が再生されるまでの人々の活動や努力を描く。 (小学4年生関連単元)

 

 

「えんぴつとノートのふるさと〜森林資源と私たち〜」(15分)
                              1998年 学研

 

私たちが普段使っているえんぴつやノートは、主に木で作られている。

今、学校では木造校木製食器が見直され、学校林の育成を通して森林の役割や

保護の大切さを知る活動が行われている。       (小学4年生関連単元)

 

 

「ぼくの育った町・父の育った町〜環境にやさしい町づくり〜」
                     (15分) 1998年 学研

 

僕の育った町は川崎市。工場や緑の住宅地、公園もある。

ある日、父の育った諏訪市と妻籠へ行った。

諏訪湖は以前、公害で汚れたが、市や人々の努力で良くなってきている。

妻籠も昔の町の保存に力を入れている。

僕の町ももっと環境にやさしい、住み良い町にしたい。 (小学6年生関連単元)

 

 

「江戸のリサイクルに学ぶ」(15分)      1998年 学研 

 

今、日本は増え続けるゴミや下水処理に困惑している。そこで、現代の人には

とても想像出来ないような江戸の昔の生活様式、当時の生活排水や屎尿の処理、

ゴミや日用品のリサイクル方法を描き、現代のそれと対比しながら、

これからの環境問題を考える。                  <教育映画祭優秀作品賞>

 

 

 

「今が変われば」(21分)

1998年(財)省エネルギーセンター/毎日EVRシステム

 

“中学生ショウのもとに、ある日、2050年の未来からマリコという少女が

現れ、地球環境が悪化し、壊滅状態の未来を回避するためには、今・現在が変

わらなければならないと訴えかける・・・”というタイムパラドックスのストーリー。

 

 

 「私たちの青い惑星〜命をはぐくむ地球〜 第3巻 都市と私たちの暮らし」
                     (20分) 2001年 東映

 

都市が引き起こす環境破壊。ごみ・排水・窒素酸化物・浮遊粒子状物質・

ダイオキシン・環境ホルモンなど解決されなければならない問題は様々である。

環境破壊を紹介しつつ、私たちと暮らしのあり方(グリーンコンシューマなど)

をいかに環境に適したものにしていくかを考える。  

 

  

「大気汚染〜環境教育資料シリーズ〜」(12分)  1998年 学研

 

     二酸化炭素ガスによる温暖化の進行、ますます増大するオゾンホール、ヨーロ

ッパで被害の大きい酸性雨、そしてダイオキシンなどを取り上げ、地球規模で

の大気汚染の状況を概観する。そして、因果関係を科学的に探りながら、問題

点について考える。

 

 

「水の汚染−河川・湖沼・海−〜環境教育資料シリーズ〜」(12分)
                              1998年 学研

 

河川や湖沼、海洋などの汚染は、主に生活排水と産業排水が原因である。最近

の水質汚染が著しいアジア諸国の状況を観ながら、自然環境に及ぼす影響、そ

こに生活する人々への影響について科学的な視点で分析し、改善策、保全方法

について考えてみる。

 

 

「地球の砂漠化〜環境教育資料シリーズ〜」(12分) 1998年 学研

 

     地球上の各地で砂漠化が進んでいる。特に、発展途上国における乱開発、無秩

序な開墾や伐採、あるいは放牧が原因だといわれるタクラマカン砂漠の状況を

取材して、その因果関係について、また人間生活との関連性、あるいは将来の

問題点などについて考えてみる。

 

 

作品案内(理科)

 

「光の正体をさぐってみよう」(21分)       科学技術広報財団


     太陽の光や電気の光・・・そもそも“光”とは、いったい何で、どんな性質を持っ
     ているのか?身近な材料を使って実験しながら、そんな“光”の様々な性質を、
     楽しくさぐっていく。
     さらに、光と自然界との関係や、その先にある科学の夢も紹介。



「おもしろ理科実験 サイエンス指令 熱をさぐれ!」(25分)
                         1999年  科学技術広報財団

 

20XX年。近未来のサイエンス調査室。調査室長のドク博士からの指令が出た。

“宇宙ゴミが大気圏に進入してくる!これを防ぐには摩擦熱で燃え尽きさせて

しまえば良い。至急、熱の情報を収集せよ!”

3人のちびっ子調査員たちは、“熱”に関する様々なことを手分けして調査、

実験を行い、初めて熱の世界を学んでいく。



「おもしろ理科実験 音の正体をつかめ! 科学探偵団 音の事件ファイル」

    (25分) 1999年  科学技術広報財団

 

学校の理科室で不気味な音がする!?探偵好きな森川勇気と初音の兄弟は、

学校へ忍び込み、音ワールドからやってきたという謎の生物“サウンド”に出会う。

人間音ワールドの研究室で、音の世界を探る実験をはじめた二人は、音の性質を探り、

実際に音をつくってみたりしながら、理科室の音の正体を究明していく。



「台所でできるおもしろ理科実験 教えて!ボルタ先生」(24分)
                       
1999年 科学技術広報財団

 

仲良し3人組が、電池切れをきっかけに、200年前、電池を発明したボルタ

先生の実験室にタイムスリップ!そこで3人はボルタ先生の手ほどきを受けな

がら、野菜や金物、更には備長炭まで材料にして、電池作りに挑戦していく。

そして買い物から帰ったお母さんが見たものは・・・。



「気象を科学する 〜緑の地球を守るために〜」(27分)
                          2001年 文部科学省

 

太陽と地球、四季の移り変わりや大気の循環や水循環、現代の気象観測技術と、

南極観測隊のオゾンホールの発見、南極の氷床コアに秘められた万年単位の気候の歴史、

そして忍び寄る地球温暖化への警鐘など。

好奇心いっぱいの中学1年生朝月美香とお天気博士志望の星研太郎が、

スーパーコンピュータ「ハレダス」の協力を得て、“気象の不思議”を解き明かす!


作品案内(宇宙)

 

「毛利衛 宇宙で学ぶ理科実験」(各30分)     宇宙開発事業団

 

〜第1巻〜 ふわっと快適 宇宙の生活(宇宙生活編)

〜第2巻〜 不思議いっぱい 無重力のヒミツ!(理科実験編)

〜第3巻〜 世界はひとつ 国境はありません(地球環境編)

 

1992年9月、日本の子供たちの夢を乗せて宇宙に飛び立った毛利衛さんは、

スペースシャトルの宇宙実験室で、無重力環境を利用した新素材の開発や、

人間への影響等数々の実験を行った。このビデオは毛利さんが飛行中、

子供たちのために行ったバネやコマ、水などを使った理科実験、宇宙生活、

そして地球観察リポートを、各巻ごとに、わかりやすくまとめたものである。

 

 

「向井千秋の宇宙教室」(各30分)        宇宙開発事業団

 

〜第1巻〜 宇宙への限りなき夢(宇宙開発編)

〜第2巻〜 宇宙で生きるための挑戦(生命科学実験編)

 

1994年7月、日本初の女性宇宙飛行士・向井千秋さんは、

スペースシャトルの宇宙実験室を利用して数々の宇宙実験に挑戦した。

このビデオでは、宇宙での生命科学実験の記録と、NASAの貴重な映像を

紹介しながら、宇宙開発の最前線と宇宙での人類の可能性を浮き彫りにし、

“宇宙と生命の不思議な関係”を解き明かす。 



 

「飛び出そう宇宙へ」(30分)
              1999年  宇宙開発事業団/(財)日本宇宙フォーラム

 

宇宙空間における人体への影響や地球上で行えない無重力実験等、将来宇宙での

生活を想定した研究状況と宇宙ステーション計画の構想を紹介。

 

 

「電波で探る宇宙」(25分)
              1998年 国立天文台/イメージサイエンス

     光で観測する宇宙は一般的によく知られている。しかし、電波を使ってそれらを

観測することはあまり知られていない。実は、電波で観測すると、光とは全く違

った星や宇宙の姿が見えてくるのである。天文学に携わる人々のインタビューと

再現ドラマをキーに、電波で観測した宇宙像をわかりやすく解説している。

                                 <科学技術映像祭科学技術庁長官賞>

                                   

作品案内(その他)

 

「光とレンズ」(12分)            1985年 東映

 

日常生活の中で見られる光の諸現象の中から、カメラの原理に伴ったピンホールに

よる興味深い実験や、レーザー光線とレンズによる実験などで、光とレンズに対する

基本的理解を深める。光およびレンズの性質や特徴を、実験室ではできないスケール

の実験を通して、映像効果を活用しながら分かりやすく、生徒の興味・関心を引き出

させるよう制作した作品。

 

 

「ディジタルのしくみ」(11分)        1998年 東映

 

現代の情報化社会を支えているコンピューターや通信の基盤である“ディジタル”

とは何かを、特にCDを例に取り、実験やCGを使って解説している。

                                    <教育映像祭優秀作品賞>

 

 

「日本の機械工業シリーズ 未来につなぐ名工の技」(23分)
                             (社)日本機械工業連合会

 

現在の最高水準の機械技術を持ってしても、なお達成し得ない精巧な製品を

生み出す名工達の技や、企業が取り組んでいる技術継承などを紹介。

              <科学技術庁長官賞・アメリカ国際ビデオ祭最優秀作品賞>

 

 

「オイシサをつくる〜発酵の魅力〜」(33分)
                              1996年 桜映画社

 

有史以来、自然の微生物の発酵作用が生み出した伝統的な食品は、世界の各地で

風土と文化に支えられて発展してきた。それぞれの民族を魅了してきた“オイシサ”

(自然がくれた最高の贈り物)をつくる、“発酵の魅力”を探る。

                                    <教育映像祭優秀作品賞>



作品案内(偉人たちの夢)

 

 

歴史に名を残している偉人たちは、どのようにして、それぞれの発明・発見に至ったのか。

番組の案内人が、そのきっかけや成功までの苦労といったエピソード等、

彼らが取り組んだ“夢”への道のりを紹介。(各29分)

                2006年  独立行政法人 科学技術振興機構


 ・〜進化論で世界を変えた〜 ダーウィン


 ・〜遺伝の法則を発見した〜 メンデル


 ・
〜ダイナマイトの発明〜 ノーベル


 ・
〜昆虫の詩人〜 ファーブル


 ・
〜空を征服した男たち〜 ライト兄弟


 ・
〜細菌学の父〜 北里 柴三郎


 ・
〜近代科学の巨人〜 ニュートン


 ・
〜近代科学の父〜 ガリレオ・ガリレイ


 ・
〜元素周期律の発見〜 ドミトリー・メンデレーエフ


 ・
〜近代宇宙観の開拓者〜 ケプラー


 ・
〜ルネッサンスの巨人〜 レオナルド・ダ・ヴィンチ


 ・
〜不屈の細菌学者〜 野口 英世

     ※製作会社は、映像を製作したその年での名称であり、現在は名称が変更になっている場合があります。