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第13回「腸内細菌の科学」〜腸内フローラの健康や美容とのかかわり〜

平成28年12月5日(月)18:30〜20:30に、第13回LSSサイエンスカフェ「腸内細菌の科学」を大阪科学技術センター 8階中・小ホールおよびロビーで開催し、81名のご参加をいただきました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。


今回は、腸内細菌叢の検査サービスを開発・展開している(株)サイキンソー 代表取締役 沢井 悠 氏に講師としてお越しいただき、腸内細菌の働きと健康への影響について、科学的にご紹介いただきました。
腸内環境は健康と深く関わりがあり、肌の調子や大腸がん、便秘や下痢などの他、糖尿病や認知症、メンタルヘルスにも関わりがあると近年分かってきています。
腸内細菌には大きく分けて、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つがあり、これまで役割がよく分からなかった全体の6割を占める日和見菌の重要な役割の一つが、腸内で有用な働きをする「短鎖脂肪酸」を作ることで、役割としては腸の栄養・便通の改善・免疫系の調整・炎症抑制・脂肪蓄積の抑制・代謝の促進などがあります。
腸内細菌叢のバランスが崩れると、様々な疾患を引き起こしますが、このバランスを維持するのに一役買っているのが、腸内細菌叢の多様性(菌の総数が多く、種類も多い)であり、腸内環境を生活習慣の乱れやストレスなどの悪影響から守っています。
腸内環境改善のポイントは、@善玉菌を増やす、A菌の全体数を増やす、B菌の種類を増やす、の3つであり、そのためには、発酵食品の摂取や、短鎖脂肪酸を増やすための腸内細菌のエサとなる、食物繊維やオリゴ糖の摂取など、食生活が非常に重要であることを、腸内細菌叢検査結果の実例を交えながら解説いただきました。
また、最後はファシリテーターと参加者からの質問を交え、約2時間の充実した内容となりました。
参加者からは、「腸の働きや菌について学ぶことができた」、「腸内環境がメンタルヘルスや糖尿病などとも関わりがあることを知ることができた」、「腸内環境に関するいろんな話が聞けて参考になった」とのご意見をいただきました。
あわせて、森永乳業(株)、(株)サイキンソーのご協力を得て、サイエンスカフェで紹介のあった検査キット「Mykinso」の実物展示、及びビフィズス菌を増やす成分を用いた飲料の紹介など、テーマに関連した展示と試飲を実施いたしました。

講師 (株)サイキンソー 沢井 悠 氏

ファシリテーター:テーブル左から
吉原委員・岡崎委員


森永乳業梶@関連展示・試飲
腸内のビフィズス菌を適正に増やすラクチュロースを用いた飲料「毎朝爽快」と肌細胞の創製力を高める成分を用いたドリンクヨーグルト「ALOESTE(アロエステ)」紹介及び試飲

潟Tイキンソー 関連展示
自宅でできるオンライン対応次世代型腸内細菌叢(腸内フローラ)検査サービスの紹介と、検査キット「Mykinso」の展示


協賛企業:アサヒグループホールディングス(株)・大阪ガス(株)・(株)大林組・サントリーホールディングス(株)・日立造船(株)・森永乳業(株) (50音順)


LSS(レディース・サイエンス・セッション)では、気軽に科学に親しんでいただくために、科学技術広報として平成23年より「サイエンスカフェ」を開催しております。
「このようなテーマのお話を聞きたい」、「LSSと共同・協力してサイエンスカフェを開催したい」
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