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第21回LSSサイエンスカフェ

プラスチックごみ問題の今とこれから ~これから私たちにできることは~

■WEB参加者からのご質問

WEB参加者からのすべてのご質問にご回答できませんことお詫び申し上げます。

エネルギー政策課はどういう仕事をされているのでしょうか。プラスチックからエネルギーを取り出すことができないのでしょうか。

エネルギー政策課では、海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた取組みのほか、太陽光発電などを普及する再生可能エネルギーの導入促進、CO2を削減することによる地球温暖化対策やヒートアイランド対策の推進などを行っています。
プラスチックごみを焼却し、発生する蒸気でタービンを回すことで発電するなどのエネルギーを利用することは行っていますが、府ではさらに環境に優しいプラスチックを再びプラスチックとして利用できるような取組みを進めているところです。

大阪の統計に、洗濯等の汚水内のプラスティクは入っていますか?

現在、汚水に含まれるプラスチックの測定義務などはなく、調査等も実施されていないことから、大阪の統計に入っておりません。

大阪府のプラスチックごみの算定は、容器包装リサイクル法に基づき、回収されたものだけで、家庭から生ごみとして出されるプラスチック(焼却)、粗大ごみ(多分埋め立て)、農業廃棄物等の量の方が大量だと思うのですが、それが現在川、海等の自然界に流出しているように思います。この定量化・対策を製造削減だけで進められるとは思わないのですが。

大阪府では、平成30年度から大阪湾のマイクロプラスチックの調査を、令和元年度から大阪湾に漂着するごみの種類・量の組成調査を実施しています。また、今年度は河川を流出するプラスチックごみの調査を実施するなど、実態把握に努めています。  
さらに、関西広域連合では陸域での散乱ごみの調査を実施しており、これらの調査結果を踏まえ、重点的に対策を実施する品目や場所を決定し、効果的な対策を進めていきます。