〔趣 旨〕
近年急速に普及した生成AIは、すでに社会の多方面において大きな変化をもたらしています。文章やスクリプトの生成による作業効率の向上や、画像や音楽の生成による新たなアートの出現など、個人が身近に実感しやすいものから、カスタマーサービスの24時間化など、企業が事業活動において活用する事例も散見されます。また、学習者個々の能力に応じた教材の提供など、教育分野においてもAIの活用は進んでおり、AI活用の場面は、日進月歩と言える速度で、私たちの身の回りに広く深く浸透しつつあります。一方で、AIの活用を通して業務における成果を上げている技術者は、多くの日本企業において、まだまだ少数派と言えるのではないでしょうか。今後、生産年齢人口の急速な減少が予測される我が国において、生産性の向上は喫緊の課題 であり、機械工学に携わる技術者にとっても、こうした課題を解決するためのさらなる挑戦が求められています。本セミナーでは、以上のような背景の中、技術者がAIの活用を通したステップアップのきっかけとなるよう、今後の技術動向、実用例ならびに知財といった側面から、AI技術について解説します。第一線でご活躍されている講師の方々の貴重なお話を伺えるまたとない機会ですので、技術マネジャー、中堅・若手技術者の方々はもとより、学生や教員の皆様にも、多数参加頂きますようお願いします.
〔日 時〕2024年11月29日(金)13:30~17:00
〔会 場〕オンライン(Webexを利用)
〔協 賛〕大阪科学技術センターほか
〔内 容〕
13:30~13:40/開会挨拶
日本機械学会関西支部 支部長 松原 厚
13:40~14:40/大規模データおよびAIによる創作物の著作権と,AI関連発明
筑波大学 ビジネスサイエンス系 教授 潮海 久雄
14:45~15:45/生成AI,大規模言語モデル,基盤モデルの技術と応用
京都橘大学 工学部 教授
情報学教育研究センター長 松原 仁
15:50~16:50/AIによる鉄道の安全・品質の向上やメンテナンス業務の見直し
西日本旅客鉄道株式会社
鉄道本部 イノベーション本部
次世代モビリティ 課長 井上 雄一郎
16:50~17:00/閉会挨拶
日本機械学会関西支部 副支部長 川﨑 卓巳
〔定 員〕100名
〔申込締切〕2024年11月22日(金)
〔聴 講 料〕
正 員 5,000円(学生員 無料)
会員外15,000円(会員外学生 無料)
※OSTEC賛助会員は会員価格でご聴講いただけます。
〔詳細・申込方法〕 関西支部ホームページよりお申し込みください。
https://jsmekansai.org/Seminar/stepup2024.html
〔問合せ先〕 一般社団法人日本機械学会 関西支部 事務局
TEL:06-6443-2073