脱炭素社会の実現に向けた「持続可能な代替材料」の開発が急務となっています。
ミドリムシがその細胞内に大量に貯蔵するパラミロンと呼ばれる多糖は、プラスチック、繊維、化粧品、更には医用材料など、幅広い材料に展開可能なサステナブルな素材です。
今回、パラミロンを原料とした高接着力・易解体性を兼ね備えた新しいバイオ接着剤技術の最新の研究成果と、その多様な産業分野への応用可能性をご紹介いたします。またマツダ株式会社の山本氏より自動車組み立てにおける接着技術動向についてご紹介いただきます。
会場では、ミドリムシ接着剤の実物展示やポスターセッション・懇親会も併催し、活発な意見交換・ネットワーキングの機会もご用意しております。
この技術にご興味のある沢山の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
・日 時:2025年9月8日(月) 14:30~18:00
・内 容:
講演① 「(未定)」
小川 順 氏
(京都大学 大学院農学研究科 教授)
講演② 「ミドリムシから始まる接着剤開発-藻類培養から化学合成に至る一気通貫型の「藻類化学」の紹介-」
芝上 基成 氏
(産業技術総合研究所モレキュラーバイオシステム研究部門 招聘研究員)
講演③ 「ミドリムシ接着剤 -高強度30MPaと易解体両立への挑戦、資源循環への礎として-」
寺崎 正 氏
(産業技術総合研究所 センシング技術研究部門 製造センシング研究グループ 研究グループ長)
講演④ 「自動車の性能向上と環境負荷低減を実現する車体構造接着技術」
山本 研一 氏
(マツダ株式会社 R&D戦略企画本部 開発戦略企画部 上席研究員)
講演⑤ 「ミドリムシを起点とした一気通貫のバリューチェーン構築へ-藻類化学による社会変革を目指して-」 濱崎 任布 氏
(AIST Solutions コーディネート事業本部 連携推進部)
・会 場:グラングリーン大阪 北館 JAM BASE 4階 CONFERENCE 4-1・4-2
・定 員:120名(会場)
・形 式:ハイブリッド(会場/オンライン)
・参加費:無料 ・懇親会:懇親会 有料1,000円(現地にてお支払いとなります)
・主 催:産業技術総合研究所、AIST Solutions
・共 催:関西経済連合会
・後 援:近畿経済産業局(予定)
・視聴方法:オンライン配信となります。視聴はブラウザから可能です。
・詳細・申込み:https://www.aist-solutions.co.jp/events_webinars/symposium_20250908.html?utm_source=ostec_magazine&utm_medium=email&utm_campaign=symposium_20250908
※申し込み〆切:9月4日(木曜日)
※申し込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですが( M-umekitasite-ml@aist.go.jp)までご連絡ください。
