一般財団法人大阪科学技術センター(OSTEC)では、蓄電池の診断・評価・リユースに関する技術と仕組みの確立を目指し、「蓄電システム診断・利用 懇話会」を運営しております。
近年、EV(電気自動車)で使用された蓄電池の再利用や、太陽光発電の自家消費、系統安定化への活用など、蓄電池システムに対する期待は急 速に高まっています。
一方で、残存寿命の評価方法や安全性の指標はまだ統一されておらず、蓄電池の“真の価値”を正しく測るための仕組みが求められています。
本懇話会では、「製造」「評価」「利用」「リユース」「回収・流通」など、蓄電池に関わる多様な立場の企業・機関・研究者が集い、業界横断的に課題と方向性を共有する場として活動しています。
第3回では、リユースバッテリーのユーザーサイドの視点で、バッテリー診断 ・利用の技術とサービスについての話題提供と意見交換を行います。
■ 第3回会合開催概要
テーマ: これからの診断・利用の技術とサービス
日時: 2025年12月10日(水)15:00~18:30
会場: 大阪科学技術センター 4階 401号室(大阪市西区靱本町1-8-4)
+オンライン併用
参加費: 無料(入会(無料)審査がございます)
■ プログラム
15:00~15:10 主催者挨拶
15:10~16:10 話題提供
・「産業用太陽光自家消費蓄電池システムの概要と診断システムへの期待」
日東工業株式会社 エネルギーマネジメント統括部 EMS事業室 室長 鈴木 宏氏
・「リチウムイオン電池の循環物流ソリューションと診断システムへの期待」
株式会社日新 DX推進部 部長 田原 雄介氏
・「ユーザーニーズにこたえるバッテリー診断技術とサービス」
株式会社KRI 常務執行役員 木下 肇氏
16:10~17:20 意見交換セッション
製造・評価・ユーザー企業など多様な立場から、「診断システムに
求められる要件」や「今後の連携の方向性」について議論します。
17:30~18:30 実機デモ展示・交流会
最新の診断機器や評価システムの実機展示を行い、参加者間の
意見交換・情報共有の機会を設けます。
■ 参加のメリット
○技術動向の把握:
蓄電池診断・リユース分野の最前線の情報を入手
○ネットワーキング機会:
ユーザー企業・研究機関・行政担当者との交流
○開発・導入への示唆:
信頼性・安全性・残存価値の評価に関する具体的な知見
■ お申し込み・詳細情報
懇話会の概要・申込フォームは以下のウェブサイトに掲載しています。
https://denchi.ostec.or.jp/
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
【主催・お問い合わせ先】
一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部 担当:松好・大原・澤坂
denchi@ostec.or.jp
TEL:06-6443-5320
