リチウムイオン電池の劣化メカニズムを解明し、長寿命化や安全性向上につなげるためには、充放電中の電池内部で「いつ、どこで、何が起きているのか」を可視化することが重要です。しかし、電池内部を外部から直接観察することは容易ではなく、従来は電池を解体した後の事後分析や、実際の動作状態とは異なる条件での分析が中心でした。
本セミナーでは、可視光を透過する銅薄膜を電極として直接用いることで、充放電中の電池内部を非破壊でリアルタイム観察する「オペランド観察技術」をご 紹介します。
講演では、リチウムイオン電池の性能低下や安全性に深く関わる金属リチウムの析出・デンドライト形成やガス発生など、電池内部で進行する現象を、実際の観察動画を交えながら分かりやすく解説します。
さらに、次世代の高エネルギー密度二次電池として期待される「アノードレス電池」についても取り上げ、その動作原理や実用化に向けた技術課題を、オペラ ンド観察結果を交えてご紹介します。
これまで直接見ることが難しかった電池内部の現象を「目で見る」ことで、劣化原因の解明、安全性向上、長寿命化、さらには次世代電池の設計・開発にどの ようにつなげられるのかを展望します。
講演後には、電池観察のデモ実演を行うとともに、研究者との情報交換の時間も設けます。電池の評価・分析、劣化メカニズムの解明、次世代電池開発に携わる皆様に、ぜひご参加いただきたい内容です。
【日 時】【現地・ライブ配信】2026年10月14日(水) 15:30-17:30
(現地のみ:デモ実演・情報交換会 16:45-17:30)
【録画配信】2026年10月19日(月) 11:00-12:00
【会 場】グラングリーン大阪北館JAM BASE 4F 産総研・関経連うめきたサイト
https://jambase-space.com/access/
【形 式】1.現地会場/オンラインのハイブリッド形式(視聴はブラウザから可能)
2.後日録画配信(視聴はブラウザから可能)
【主 催】産業技術総合研究所、AIST Solutions
【共 催】関西経済連合会
【参加費】無料
【定 員】現地参加:50名
【プログラム】
15:30~16:15 閉じられた電池の内部を可視光で直接透視する技術
~金属リチウム析出の直接観察と次世代二次電池開発への応用~
電池技術研究部門 ナノ材料科学研究グループ
主任研究員 橘田 晃宣
16:15~16:30 SB2600 電池内部観察用透明電極セルのご紹介
株式会社 イーシーフロンティア 森本 圭一
16:30~16:45 質疑
16:45~17:30 デモ実演・情報交換会
【申込方法】
下記の申込フォームリンクよりお申し込みください。
https://client.eventhub.jp/ticket/2l7Vljicr
【問合せ先】産総研・関経連うめきたサイト事務局:M-umekitasite-ml@aist.go.jp
