〔趣 旨〕
製品あるいは要素技術の開発期間の短縮・高精度化が進み、設計現場における流体解析の重要性が増してきています。本講習会では、流体解析の基礎理論、モデル化の考え方、解析結果を設計に生かすための情報抽出技術等を分かり易く説明するとともに、最新の解析手法や適用事例の紹介を通して、実務者に役立つ講習会に拘っています。講習会の中では、情報科学的アプローチを融合した問題解決手段として注目されているフルードインフォマティクスや、機械 学習、大規模な並列計算の活用事例に加え、解の検証、解析の妥当性評価方法にも触れ、2日間で幅広く習得できるように構成しております。これから設計、開発、研究部門などで熱流体、複雑流れに取り組もうとされる若手技術者、研究者の方々はもちろん、既に流体解析に取り組まれている中堅技術者の方々を含めたすべての方を対象としておりますので、奮ってご参加ください。
〔日 時〕2024年11月12日(火)9:00~16:15,13日(水)9:00~16:05
〔会 場〕オンライン(Webexを利用)
〔協 賛〕大阪科学技術センターほか
〔内 容〕
●11月12日(火)●
9:00~ 9:05/開会の挨拶
9:05~10:35/計算流体力学の基礎
京都工芸繊維大学 機械工学系 山川 勝史
10:50~12:20/乱流の数値解析の基礎
大阪大学 大学院基礎工学研究科 後藤 晋
13:20~14:50/フルードインフォマティクス2.0
東北大学 流体科学研究所 大林 茂
15:05~16:15/V&Vの基本的な考え方と不確かさ評価事例
日本原子力研究開発機構 田中 正暁
●11月13日(水)●
9:00~10:50/複雑内部流れ場の知的可視化と流動診断
九州大学 洋上風力研究教育センター 古川 雅人
11:05~12:20/「富岳」が拓くSociety 5.0時代の スマートデザイン~自動車CAEを例に~ 神戸大学 システム情報学研究科
理化学研究所 計算科学研究センター 坪倉 誠
13:20~14:35/深層強化学習を用いた形状改善・流体制御
大阪大学 大学院工学研究科 岡林 希依
14:50~16:05/アンモニア燃焼炉を対象とした 燃焼シミュレーション事例の紹介
大阪大学 大学院工学研究科 堀 司
〔定 員〕100名
〔申込締切〕2024年11月5日(火)
〔聴 講 料〕
正員 30,000円(学生員 10,000円)
会員外 50,000円(会員外学生15,000円)
※OSTEC賛助会員は会員価格でご聴講いただけます。
〔詳細・申込方法〕 関西支部ホームページよりお申し込みください。
https://jsmekansai.org/Seminar/kou394.html
〔問合せ先〕 一般社団法人日本機械学会 関西支部 事務局
TEL:06-6443-2073