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本事業は、文部科学省が都道府県等の都市エリアの個性を重視し、大学等の「知恵」を活用した新技術シーズの創成、新規事業等の創出、研究開発型地域産業の育成等を目指した産学官連携事業「都市エリア産学官連携促進事業」の一つで、大阪/和泉エリアは14年度に採択されました。文部科学省および大阪府の補助により(財)大阪科学技術センターを中核機関として実施しています。

大阪地域において平成9年から5年間にわたり実施した「大阪府地域結集型共同研究事業(テラ光情報基盤技術開発)」の研究成果の一部を企業との共同研究によりさらに発展させ、大阪・和泉地域がこの分野の産・学・官連携による研究開発拠点になることを目指し、ナノ構造をもつ光素子の開発とそれを利用した超高速フォトニック情報通信のための計測技術の開発を行っております。

現代の爆発的なインターネットの需要に対応するためには、光を使った情報の記録、伝送、表示システムの構築が必須であり、そのための新機能・高機能な光素子の開発が求められています。本事業では、ナノ構造(光の波長より細い構造)をもつ光素子に注目し、新しい機能をもつ素子の開発およびナノ構造の作製・評価技術の開発に取り組んでいます。また、この素子を利用した超短光パルスの波形計測システムの開発にも取り組んでおり、この技術は、次世代の光情報通信システムおよびナノテクノロジーの開発を支える技術として大いに期待されています。

事業は、(1)産学官の連携を促進し、成果を活用する「研究交流事業」、(2)新しい産学官共同研究の芽を生み出す「共同研究事業」、(3)これまでの研究成果の事業化を目指した開発を行う「成果育成事業」で構成されています。


 ※ 本事業は平成17年3月に終了致しました。


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