【第37回(2019年度)大阪科学賞】
表彰式・記念
講演のご案内
「大阪科学賞」は、大阪府、大阪市および(一財)大阪科学技術センターが21世紀の新たな発展と明
日の人類社会に貢献することを目的として昭和58年度に創設したものです。
将来有望な若手研究者で顕著な研究成果を挙げられた方(2名)に毎年賞を授与しています。
第37回(2019年度)は、厳正なる審査の結果、下記の2名に決定いたしました。
つきましては、表彰式・記念講演にご参加いただき、ご一緒にその成果を称え、その後のご活躍を応援いた
だきたく存じます。皆様のご来場をお待ちしております。
【表彰式・記念講演】2019年11月13日(水)16時30分~18時30分(開場16時)
栗栖 源嗣 氏(大阪大学蛋白質研究所 教授)
講演テーマ「タンパク質の形でみる生物がエネルギーを作る姿と使う姿」
生物がもつ光合成や呼吸、生体運動反応では、大変効率よくエネルギーが変換されます。反応が効率良く進行する仕組みを、タンパク質の原子レベルの形によって理解できるようになりました。光合成や細胞運動ではたらく巨大なタンパク質複合体の柔軟でダイナミックな姿を紹介します。
小林 研介 氏
(東京大学大学院理学系研究科 教授
大阪大学大学院理学研究科 教授
講演テーマ「ゆらぎ~自然のささやきが教えてくれるもの」
近年のナノテクノロジーの発展のおかげで、私たちは、大きさが1ミクロン(髪の毛の太さの約100分の1)に満たない小さな電子回路を用いて、様々な実験を行えるようになりました。私たちは、電子の 「ゆらぎ」に注目した研究を行っています。ゆらぎの研究は、アインシュタインのブラウン運動の理論(1905 年)から現在に至るまで長い歴史を持っています。 ゆらぎを電子一個レベルで精密に測定することによって、私たちが明らかにしてきたことをお伝えします。
主
催:大阪府、大阪市、(一財)大阪科学技術センター 共催:
(公財)千里ライフサイエンス振興財団
本件に関す
る担当者 |
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