まず、野菜の栄養素が人の身体にもたらす効果をお話しいただき、その後知っておきたい調理ポイントについて、@野菜の下処理 A青菜の茹で方 B野菜の煮物の留意点 C炒め物の留意点 D野菜の摂り方 を紹介し、最後に野菜をたくさん摂るためのレシピを2点ご紹介いただきました。
カフェの進行役であるファシリテーターを務めたのは、LSS委員であるNHK大阪放送局 平匠子チーフプロデューサー、近畿経済産業局 澤井室長代理、関西電力梶@長井広報担当の3名。ファシリテーターからの参加者への質問を交え、約2時間の充実した内容となりました。
参加者からは、@「青菜を無水調理器で加熱すると色が悪くなるが何故か」、A「茹でると栄養素の損失が大きいと聞いているが本当か」などの質問が出ました。この質問に対して中野先生から、@については、「茹でる場合は水の沸点(100度)以上には加熱されることはないが、無水調理器の場合、水蒸気となるため100度以上の高温となり、色素変化が大きく色が悪くなる」、Aについては「蒸す場合に比べ茹でる場合は、水の中に野菜を漬けることになるため、栄養素が水に溶け出し、栄養素の損失する割合が大きくなる」との解説がありました。これらのことに加えて、「美味しくなく、口に入らなれば栄養摂取できないので、それぞれの調理法の特性と利点を踏まえ、『美味しく食べる』ためにどの方法がよいかを選んで調理することが大切」と中野先生よりコメントがありました。 |
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講師:辻学園栄養専門学校 中野氏 |
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右からファシリテーターの
長井委員、澤井委員、平委員 |
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