平成25年11月21日木曜日に第7回 LSSサイエンスカフェ「赤ちゃんの『育つチカラ』」を、19:00〜21:00に大阪科学技術センター 会場 7階 700号室で開催し、49名のご参加をいただきました。
ご参加いただ皆様、本当にありがとうざました。

今回は、講師に同志社大学 赤ちゃん学研究センター教授 小児科医 小西行郎氏をお迎えし、赤ちゃんを知るためのさまざな角度からの研究内容と、「赤ちゃん学」の全体像に迫る研究成果についてお話しいただきました。
どのような育児が望ましいかについては、こちらから一方的に語りけたり触れたりするのでなく、赤ゃんが自ら「動く」・「触る」・「見る」・「聞く」・「考える」ことに対して“反応”して返すことが大切で、赤ちゃん自身が“気づく道のり”を邪魔しないことが肝心であること、また乳幼児の育児については、
�@生活リズム（睡眠と食事）の確立
�A大人はどっしりと構えて子供の安全基地になる
�B子供が自ら学習することを妨害しない
の3つが重要であることをお話しいただきました。

カフェの進行役であるファシリテーターを務めたのは、LSS委員会代表の関西外国語大学 小牧広報室課長補佐、委員の大阪教育大学 岡崎准教授の２名。ファシリテーターと参加者からの質問を交え、約2時間の充実した内容となりました。
参加者からは、今まで育児の常識と考えていたことが実はそうではないという話を聞き、自分が育児をしていた頃に今日の話を聞きたかった、赤ちゃんがテーマであるが、人間の生き方を教えられたように思った、妊娠・育児への不安がなくなったといった意見が出るなど大変好評でした。

LSS（レディース・サイエンス・セッション）では、気軽に科学に親しんでいただくために、科学技術広報として平成23年より「サイエンスカフェ」を開催しております。
「このようなテーマのお話を聞きたい」、「LSSと共同・協力してサイエンスカフェを開催したい」
など、LSSの活動ににご興味ございましたら、ぜひlss@ostec.or.jpまでご連絡お問い合わせください。